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【導入事例】ロックアイス®のコクボグループが実践する健康経営

作成者: 健康経営プラン担当|Aug 12, 2026, 8:22:55 AM

 

コンビニやスーパーでおなじみの「ロックアイス®」。その製造・販売を手がける小久保製氷冷蔵株式会社を初めとする、KOKUBOグループ各社を束ねるコア・コクボホールディングス株式会社は、LifeFitのフランチャイズオーナーであると同時に、健康経営プランの法人会員でもあります。
同グループ約560名の従業員を擁する同社は、千葉県と福岡県を中心にフランチャイズ店舗を運営しており、まずは千葉県店舗近隣に所在するグループ企業で希望する従業員全員のLifeFit利用料を全額会社が福利厚生として補助。「健康経営・事業収益・地域貢献」の3本柱を掲げて、最初にLifeFit船橋店を開店し、従業員と地域の方々の健康づくりを同時に目指しています。また、今後も全国の従業員が利用できる仕組みや出店計画も検討しています。
同社の取締役執行役員 酒井東洋士(さかいとよし)氏に、導入までの経緯からその後の変化までを伺いました。

◾️健康経営に取り組んだ背景|社内の課題は「不健康自慢」だった

Q. まずは会社のご紹介をお願いします。どんな社員の方が働いていらっしゃいますか?

A. コア・コクボホールディングスは、グループの経営管理や資金調達を担う持ち株会社です。「ロックアイス®」で知られる小久保製氷冷蔵を中心に、グループ全体では製造業・販売業を営む関連会社があり、約560名が働いています。業務構成としては工場勤務の従業員が最も多く、ほかに販売、企画開発、物流、管理、また品質部門などがあります。


Q. 社員の皆さんの健康について、社長として気がかりだったことはありますか?

A. 一番気になっていたのは、「不健康であることの自慢」をよく耳にしたことです。従業員の会話を聞いていると、年齢を重ねるほど「誰々さんはどこが悪くて病院に行っているらしい」「私もここが大変で」という話をよく耳にしました。これは決して前向きなコミュニケーションではないな、と感じていました。


Q. 特に気になっていた部署はありますか?

A. 意外かもしれませんが、製造現場よりもデスクワークのメンバーです。現場の従業員は日頃から体を動かして作業しているので、実はけっこうな運動量があるんです。一方でデスクワークの社員は、1日の歩数を測っても2,000歩程度ということもある。体型や不健康な話題が気になったのはむしろデスクワーク中心の従業員でした。
体の面だけでなく、普段の様子を見ているだけで「ちょっと疲れていそうだな、大丈夫かな?」と感じる、メンタル面の心配もありました。


Q.「 健康経営」に取り組もうと思われたのはなぜですか?

A. まず健康経営とは、「従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、経営者が戦略的に実践すること」ですが、ただスローガンとして掲げるだけではなく、経営理念に据えて従業員の健康の保持・増進に向けて具体的に取り組む。それが組織の活性化や生産性の向上として会社に還元される。まずは従業員が心身ともに健康であることが、すべての大前提となり、その先に従業員満足を含む企業価値の向上があると思っております。

◾️社員の福利厚生から社会貢献まで|フランチャイズ加盟の背景にある3つの狙い

Q. LifeFitとの出会いは、フランチャイズ加盟が先だったそうですね。

A. そうです。1号店を出すとき、大きな目的が3つありました。1つ目は、福利厚生施設として従業員の健康につなげること。2つ目は、事業として自立的な収益をなるべく早期に得られること。そして3つ目が社会貢献です。弊社従業員だけが利用する施設ではなく、近隣にお住まいの皆様方が、気軽に高い品質の施設で運動できる場所を提供したい。この3つが同時に叶えられると確信できたので、フランチャイズ加盟を決めました。

Q. 社内にジム施設がある企業もありますが、あえて街のジムという形を選ばれたのはなぜですか?

A. 最初から従業員だけでなく、地域の方々への貢献を見据えていましたので、近隣の市場調査もしっかり行った上で、従業員が通いやすいロケーションを選びました。

◾️全国のLifeFitが使える福利厚生|利用条件と対象範囲


Q. 従業員の方には、どのような条件で提供されていますか?

A. 利用したいと申し込んだ正社員全員に、会社が費用を全額補助しています。自宅の場所はそれぞれ違いますから、利用店舗の制限は設けていません。自社で運営する船橋の店舗でなくても、全国どこのLifeFitを使ってもらっても構いません。あくまで希望者制で、全正社員に告知をして、申し込みがあった方に簡単な手続きだけで提供する形です。

Q. 全国どこでも使えるのは、実際に便利ですか?

A. 従業員の中には、出張先の宿を「近くにLifeFitがあるか?」で選ぶ者もいるくらいです。私自身もそうですね(笑)。出張先でも気軽に運動もできますし、オーナーとしては他の店舗を視察する機会にもなる。どの店舗も様々な工夫がされていて、とても勉強になります。

Q. 「月に◯回使わなければアカウント削除」のような最低利用回数のルールを設ける企業もありますが、御社は?

A. 設けていません。あまり利用回数で追い込むようなことはしたくないんです。ただ、実態の把握は今後やっていくべきだと思っていて、FiTさんから毎月の利用状況レポートをいただけると聞いているので、それを活用していく予定です。

 

◾️社内周知から利用開始まで|健康経営プラン導入の実務


Q. 導入を決めてから、社内の手続きは大変でしたか?

A. いや、ほとんど手間はなかったですね。利用したい人の名簿をFiTさんに提出するだけですから。社内の募集は、ポータルの掲示板に案内ページを作って告知し、ワークフローで「利用したい」という申請を受け付ける形にしました。意思表示から利用申し込みまで、簡単な社内ツールで完結しています。

Q. その案内ページはご自身で作られたそうですね。

A. LifeFitのホームページから画像をお借りして、1時間くらいで簡単に作れました(笑)。そんなにクオリティの高いものではないですが、店舗紹介や動画のQRコードを載せて、社内に周知しています。これから導入する企業さんには、ポスターや申し込みフォームのテンプレートがあると、もっと導入のハードルが下がると思いますよ。

◾️健康経営で変わった社内の空気|従業員の声と行動変化

Q. 導入後、従業員の方からはどんな声がありましたか?

A. まず多かったのは「もともと興味はあったけれど、ジムに行くこと自体のハードルが高かった。会社が費用を補助し、利用をアナウンスしてくれたことが、始めるきっかけになった」という声です。
それから、誘い合って一緒に取り組む社員が出てきました。ジムで一緒に汗を流しながら仕事の相談をしたり、「帰りに一杯やっていく?」と話したり。社員間のコミュニケーションの向上につながっています。
もう1つ、「トレーニングを通じて自分自身と向き合うきっかけになった」という声もありました。自分の体の状態、強み弱みを確認する。健康を顧みる機会になっているようです。


Q.
会社から促さなくても、自発的に通われていると感じますか?

A. 感じますね。「ああ、この人通ってるんだな、回数も増えてるな」というのは、すれ違うだけで分かります。体つきが変わってきますから。ジムに行き始めると、みんな無意識に自分の腕を触り始めたり、鏡の前で胸を張ってみたりするんですよ(笑)。従業員のほうから「最近、行ってるんですか?」と話しかけてくれることもあって、そこからまた会話が生まれています。

Q. 利用者層に特徴はありますか?

A. 従業員の構成比では男性が多いのですが、利用率でいうとおそらく女性のほうが高いと思います。女性は誰かを誘って一緒に通う方が多い印象ですね。ある社員は週2回通っていて、平日は1人で有酸素運動を中心に、週末は仲間と一緒に筋力アップトレーニング、と使い分けているそうです。毎回一緒だとスケジュール調整が大変ですから、上手な使い方だなと思います。


◾️従業員の健康への投資|経営トップからのメッセージ

Q. 最後に、健康経営プランの導入を検討されている経営者の方へメッセージをお願いします。

A. 健康への取り組みは経営トップ自らが率先して取り組み、そこに強い想いを持つことが大事だと思います。健康ではない経営者から「健康になれ!」と言われても、社員には響きませんから(汗)。従業員の健康への投資は、組織の活性化や生産性の向上として必ず企業に返ってきます。まずは経営者自身が一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。


会社概要

社名

コア・コクボホールディングス株式会社

所在地

千葉県船橋市本町3-36-30 R.I.Cビル9階・10階

代表取締役社長

小久保 龍平

設立

2016年5月

グループ従業員数

約560名

主なグループ会社

小久保製氷冷蔵/北海道コクボ/東日本コクボ/東海コクボ/西日本コクボ/九州コクボ/KOKUBO ROCK ICE (THAILAND)

利用プラン

LifeFit健康経営プラン(希望する正社員全員・会社全額補助)